あかるい兆し。





実は...。


この中に...。






みかんが居ます。


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さて、
何処でしょう?









答えは、
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ここです。








探していたんです。



あまりに静かなので、
また何処かで悪い事をしていやしないかと...。

こちらには、
見えていないと思っているのでしょうね。









良くある事が、
クレートの中にいるとき。




眠っていると思いきや。

大抵こうやって、
隙間からこちらを観察しています。

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丁度、
目の間隔が隙間と合うため、

我々をコッソリ観察するには好都合みたいです。



興味のある事が外で起こった時に、
勢い良く飛び出てきますが、

それまでは鳴りを潜めています。




なんだか、
警戒心の強い
野生の小動物を飼っているみたい。





ちょっとお馬鹿です。

丸見えですからね。



教えてあげたいのですが、
教えるすべがないので、

見えていないふりをしています。










今回は、
そこにいるのがわかっちゃったからさー。
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もう出ておいでよ。













かたや。

のん。



昨日の夜のごはんから、
ドックフードを殆ど食べず。

病院で買ってきた
低アレルゲントリーツ三個で終了。



振り出しに戻った感じで再び迷路の中へ...。






いったい、
どうしたら食べてくれるのか?

それともやはり、
そもそも食欲自体が無くなってきたのか?





朝から途方に暮れていました。




...!

そうだ。



ならば、
本当に振り出しに戻ってしまえ!


とばかりに、
もともとの手作りごはんを以前より少なめで、
少し中身の調整もして与えることに...。



食べなかったら捨てればいい。






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できました。

あえてあまり混ぜ込まずに...。









これでどうよ!
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「くんくん」


(白い粉はお薬です)









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た・た・・食べました。

いい感じに(泣)。






大匙一杯分ほど残しましたが、
駄目もとだっただけに感激です。






工夫すれば食べるんだ。
諦めなくて良かった。

私が諦めていたら...。
と思うと、
ゾッとする。





たとえわんこでも、
命がかかっている事は諦めちゃあいけない。

諦めたら終わってしまう。







しばらくこんな感じで、
行ったり来たりするのだろう。

諦めなくても終わるときまで...。




それを腹に決めて受け入れて、
転んでもただでは起きない精神でいくぞ。















ふたりとも、
よく眠っている午後。


なかなか雨も降りそうにないので、
久しぶりに鉢物の水やりに...。



ついでにあちこち巡回です。








まるで、
素敵な、

初夏の森の中のようですが、
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ひとんちの庭です。





もはや植物たちの楽園ですな...。







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アナベル。

ずいぶん緑になりました。










南にも北にも、
あちこちにカノコユリ。
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白、ピンク、濃いピンク。

沢山あります。


まだ硬い蕾。








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レモンバームの花。

カラミンサに似ている。










小鳥の水盤。
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綺麗に洗って新しい水をいれ、



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小鳥が舞い降りて来るのを静かに
待ちます。












数年前。

母が故郷の山へ姉の車で行った時、

私なら、
この庭なら、

上手く育てて、
育ってくれるだろう...
と、

根っこから土付きで持って帰ってきた
手土産...
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オオハンゴンソウ。




私が幼い頃から、
あの山のあの村にあったのですが、

どうやら、
もともとは自生種ではなかったらしく、
今や特定外来植物に指定されているよう。



なので、
この庭からは
決して出さないように庭の奥深く、
しかし、
毎年咲くであろう場所に植え付けました。




指定を受けるくらい元来丈夫な植物で、
かなり違う気候も気にせず、

毎年沢山咲いて、
母を喜ばせてくれました。









白血病だった母。


あれほど植物が大好きな人だったのに、

病室では一切の植物を、
間近に見る事も触れる事もできず
可愛そうで。


よく、
パソコンを病室に持ち込んで、

ミモザやオオハンゴンソウや
花々の写真や動画を見せていましたが、


ようよう具合が悪くなってきた去年の今頃。


主治医の先生や担当の看護師さんの許可を貰い、
石鹸と流水で良く洗ったオオハンゴンソウを、

病室に持って行きました。



それはそれは喜んで、
この花を見ながら最後の時間を過ごしました。




丈夫が幸いして、

洗っても全く痛まないし、
頻繁に水切りしなくてもなかなか萎れません。




排除されるべき植物にも、
ちゃんと立派なお役目がありましたとさ...、
あかるい兆し。_d0362666_16093933.jpg
...という長いお話でした。






森から出て来て、
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あれれ。

最後だ最後だと言っていたパンジー。





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うしろにふたり。

可愛い子分を従えて、
元気に咲いていました。











部屋に戻って、
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休憩です。

ナッツもりもりです。



うっかり手折ってしまったアナベルとともに...。












さて。

夜も更けて。

わんこごはんです。




のん。

朝の食べ方から、

少し魚を増やし、
さつま芋を減らしてみました。




錠剤のお薬は、
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プロセスチーズに包んだらペロリン。




ごはんも、
よく食べてくれました。

大匙半分くらい残しましたが、
もともとあまり好きではないご飯のところなので、
上等です。








久しぶりに、
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満足体操を拝むことができました。




喜びとはこういうことかと思います。

私ものんも...。










みかん。
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「よかったやん」




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「これでよくねむれるやろ?」






今日。

ひとまず、
無事終われそうな事に感謝です。



おやすみなさい。











***つづく***


















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by mimanon | 2017-07-09 20:50 | 庭とわんこ。 | Comments(0)