虹の輪(1)。



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今朝。

あまりに
お天気がよくて、

何気なく
いつものように
空の写真を撮ったら...。

虹の輪っか
が、
写り混んでいてとても驚きました。



どうやらほんの短い間の出来事だったようで、

次の瞬間、
シャボン玉のように
なくなっていました。



太陽のまわりにできてた輪っか。

偶然、
見ることができて

何だかとても
朝から幸せ。







今晩。

『ストロベリームーン』
と言われる
赤い満月の日らしいですね。

見ると幸せになれるとか、
一緒に見ると恋が実るとか...。

ロマンチック。。。









こんな
偶然が重なって、
よく晴れて
虹を見た日には、


小林研三さんの絵が想い浮かびます。




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1980代半ば頃。


お勤めしていた額縁のお店は、

額縁製造販売と画材販売、
本店に於いては画廊が併設されていました。



ある日。

いつものように、
レジカウンターの片隅に置いてある、
本店から届いていた
個展(個人展覧会)の案内状を、

ボヤーッと見つめながら
店番をしていました。



幾人かの案内状の中、
一際異質な一枚に
目が釘付けになりました。




その絵だけ
自己主張がなく、
むしろ
こちらの心を穏やかにしてくれるのです。

見ていて気持ちが落ち着く絵って、
そうそう世の中にありませんから。




休みの日に観に行こうかな...。
と、
一枚頂いて帰りました。




結局。

当時から
無計画でいい加減な私が、
ボヤッとしている間。

会期は終了してしまいました。



「小林研三。三重県桑名市在住の画家。」

とだけ記憶に残したまま...。









それから二十年以上経った
2011年の晩秋。



芸術の秋とばかりに、
県の美術館で何かの展覧会を観覧。


帰り際。
掲示板に沢山並ぶポスター。


「あっ!」


その中の一枚に心を奪われました。
簡素で素朴で可愛らしくて、
お洒落で気品のある児童画のような...。



小林研三さんでした。




しかし。

「没後十年記念特別企画展」

とあります。




その瞬間。

「研三さん亡くなっていたんだ。
私は何をしていたのだろう。
どうしてあの時観に行かなかったのだろう。
あの時行けばお会いできていたのに。
...もう二度とお会いできなくなってしまった。」


と。
次から次に後悔の念が溢れ、
悲しくなってしまいました。


亡くなった人は、
もう二度と帰ってこない。


そんな当たり前のことを再確認する出来事でした。






でも、
研三さんには絵がある。

絵は描いた人の分身。
研三さんは絵に魂の欠片を残しているはず。

今度こそ、
絶対観に行かないと!






それから近い日。

アトリエのあった桑名市の
桑名市博物館へ。
会期中、
三度足を運びました。


観るとまたすぐお会いしたくなる。
そんな絵です。








研三さんは、
生前、
地元で絵画教室を開いてみえました。


私は生徒になったことはなく、
本当の生徒さんには申し訳ないのですが、

なぜかいつの間にか、

「小林先生」

と呼ばせて頂いています。







今朝。

よく晴れた空で
太陽のまわりにできた虹を見て、

そして
ストロベリームーンを初めて知って、


小林先生を想い出した理由が
今わかりました。



先生の絵の中に、

輪っかのかかった太陽や
ピンク色の太陽もしくは月、
空に架かる虹がよくでてくるから...。



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それから六年。

先日。

再び、
小林先生にお会いしてきました。


そのお話は
また
次のお話...。








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みかん。

退屈してます。

いいお天気だし、
さんぽに行かないとね!






















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by mimanon | 2017-06-09 09:56 | 絵(心の景色と心の庭)。 | Comments(0)